OS カメラサービス トップページに戻る

フォコマート 儀燭肇丱蹈い砲弔い

当店では以前たくさんのフォコマートを取り扱ってきました。

今でもたまに尋ねられることがあります。参考になればいいのですが、興味のある方は是非読んでみてください。

 

機 フォコマート 儀燭肇丱蹈い亮鑪

フォコマート 儀・・・儀拭↓a 型、c 型、c カラー 型の4種類があります。

フォコマート 儀《VIWOO》・・・1933年発売。自動焦点は、2倍〜10倍です。電球は75W。

台板は40cm×53cm、支柱は50cmで径が32cm。他に支柱が100cm、120cm、径が50cmの大型もある。

フォコマート a 型《IFCOO》・・・1940年から50年にかけて発売。自動焦点は、2倍〜10倍です。電球は75W。

台板は40cm×52cm、支柱は50cmで径が32cm。

改良点(1箇所)・・・儀燭離薀鵐廛魯Ε紘瑤後へ約20度倒れる開閉型となり、コンデンサーレンズの底面のクリーニングを容易にしました。

フォコマート c 型・・・1951年発売。自動焦点は、2倍〜10倍です。電球は75W。

台板は40cm×52cm、支柱は80cmで径が40cm。他に支柱が100cm、120cmの大型もある。

改良点(3箇所)・・・a 型と同じランプハウス部を開閉式とし、a 型ではパンタグラフの締め付けはネジ(ノブ)であったが 、c 型では前面にあるツマミによるワンタッチ式に改良しました。そのため機体の上下移動が簡単に行える様になりました。支柱の長さを80cmとすることにより、機体を上まで上げると台板上では17倍になり全紙判までの引き伸ばしを可能としました。

フォコマート c カラー 型・・・上記のc 型とほぼ同一です。

改良点(3箇所)・・・ランプハウス部に70×70のカラーフィルターを引き出し式でおさめられカラーヘッドつきとなり、ランプハウス部が今までの球型から下部が細長い形になりました。ランプハウス部を後へ倒すために取っ手(白)が前面に取り付けられました。台板が白色のデコラ張りで、イーゼル固定装置のないものもあります。

 

バロイ《VAROY》・・・儀燭鉢況燭あります。

バロイ 型・・・1932年〜52年にかけて発売。自動焦点機構は搭載されていません。引き伸ばし倍率は8.5倍まで。電球は75W。

台板は39cm×44cm、支柱は50cmで径が32cm。特徴としてネガの保持をガラス板で挟む方式からネガキャリア(金属製)にのせたネガをコンデンサーレンズで押さえつける方式になっています。

引き伸ばしレンズ(ライカスクリューマウント)の交換ができるようになりました。

バロイ 型・・・1953年から62年にかけて発売。自動焦点機構は搭載されていません。イーゼル固定装置はついていません。引き伸ばし倍率は2.1倍〜10倍で(台板上)。電球は75W。台板は39cm×45cm、支柱は65cmで径が32cm。他に支柱が80cmの大型もある。

況燭瞭団Г箸靴謄侫コマートa 型と同じランプハウス部が後へ開閉式となりました。支柱にガイドレールがつき、アーム部の改良によって上下移動が軽くなりその結果微調整が容易になりました。

 

供 使い方 *操作に関しては、今までにフォコマート以外の引き伸ばし機を使用した経験があれば容易にできます。

 ランプハウス部・・・露光バランスの調整とコンデンサーレンズについて。

・露光バランスの調整は、ランプハウス部の上部にある調整ネジ(フォコマートは3つ、バロイはノブが1つ)をゆるめ、ランプの位置調整により光が均一になるようにします。このときのレンズの絞り値はF8ぐらいでよいです。コンデンサーレンズの入れ方は、フォコマートはランプハウス上部をはずして入れますが、バロイ況燭任魯薀鵐廛魯Ε垢呂修里泙泙撚爾ら入れます。どちらもスプリングで固定のため容易に取り外しができるので適当にクリーニングしてください。

フォコマートもバロイもネガキャリアから、コンデンサー底面より上部が後に傾くので、引き伸ばし作業中でも簡単にクリーニングできます。

 

自動焦点の合わせ方

<準備しておくこと> レンズには15mmのリング (DOORX)か17675X を取り付けておきます。ライカのイーゼル(25cm厚)を使用する時は、支柱の2つの穴の上にピンをさして機体をこの上にします。

・操作方法は微調整ネジをゆるめます。このネジは引き伸ばし倍率目盛りのところにありネジの頭が指で回し易いようになっています。倍率を10倍にしてヘリコイドをまわしながらピントを合わせます。ここでいうヘリコイドとはレンズ取り付け部分の外側のリングのことをいいます。絞り値は使用する絞り値がよいです。自動焦点のカムの固定ネジ(パンタグラフの端で微調整ネジの先にあるネジ)をゆるめ、倍率を2.5倍にします。次に微調整ネジによりピントを合わせます。カムの固定ネジをドライバーで締め付けカムを固定します。ヘリコイドのクリックストッパーをクリックに合わせます。

 

・バロイには自動焦点機構はありませんが、バロイ況燭糧調整は非常にスムーズにできるので大変便利です。操作はアームについている微調整ノブを回すと、ガタつくことなく微調整の上下移動ができます。

 

 支柱・台板

・支柱の2つの穴でイーゼル(25mm厚)の使用を決めます。台板に直接印画紙を置くときは、下の穴にピンをさして機体を下げます。自動焦点は10倍までなのでそれ以外のときは機体を上げて倍率を上げます。この時自動焦点は効きません。80cmの支柱であれば17倍まで可能ですがc 型やバロイ況燭任120cmのものまであるので、さらに倍率を上げることができます。120cmの支柱の場合は、当然台板も大きいものとなります。

フォコマートでは台板の左側にランプスイッチがあり作業は楽になります。バロイではコードの途中にスイッチがあります。

 

イーゼル固定装置

・ライカのイーゼルは裏に屋根型の溝があり、その溝に台板の屋根型の金具を差し込みます。台板の右側に、裏にあるレバーが10cmほど出ていて、屋根型の金具を差し込んだイーゼルをセットしておけば、このレバーを手前に引くことでイーゼルをピタリと固定することができます。

まず、レバーをゆるめてイーゼルの位置(印画紙の位置)を決めます。このとき、イーゼルは前後左右に動き、レバーを手前に引くことでイーゼルを固定して下さい。バロイ況燭砲蓮△海離ぁ璽璽觚把蠢置はありません。

 

掘∋温幼度までに。

 ランプについて・・・ライカでは、フォコマートやバロイの電圧は220Vになっています。当然、プラグの形状も異なります。

・オートトランスで電圧を上げて使用する。

・電気工事をして200Vのコンセントを作って使用する。

・プラグを替えて100Vの電圧で使用する。この場合、オスラム製やフィリップス製のランプは暗くなるので使用できません。国産の集散光式のランプを使用することになります。このランプは100Wであるため露光時間が少し短くなり、同じコントラストのプリントが作りにくいようです。

やはり、オートトランスなどで電圧をあげて使用したほうがいい結果を得られやすいといわれています。

イーゼルについて・・・ライカのイーゼルは厚みが25mmあり自動焦点機構に対応しています。しかし、今ではこのライカのイーゼルは非常に入手するのが難しく、また高価になっています。イーゼルに関しての決定的な解決方法はいまのところなく、参考としてアメリカのサンダース製のUA型のイーゼル(厚み1インチ)が自動焦点引き伸ばし機に対応できるとのことです。以前は当店で取り扱っていましたが、いまでは在庫はありません。

 ニュートンリングについて・・・ニュートンリング発生防止対策として、1954年にライカから防止枠(コードナンバー《NEWOO》、1955年に新型コンデンサー用アダプター《NESOO》)が用意されました。 これは無反射ガラスになっておりコンデンサーレンズの底面にかぶせて使用し、ニュートンリングを防止します。これも入手は難しく、国産で使用できるものを探すしかありません。

バロイ況燭離灰鵐妊鵐機璽譽鵐困砲魯▲鵐船縫紂璽肇鵐螢鵐阿僚菽屬施されており、防止枠は必要ありません。

引き伸ばしレンズについて・・・当時、ライカの引き伸ばしレンズには、エルマー50mm f3.5と1953年にフォコター50mm f4.5が用意されました。当然どちらも今では製造されていませんので、これに代わるものを探すことになると思います。価格において国産の標準的なレンズを取り付けて使用した場合、自動焦点はできますし、プリントに関してもそれほど差でるものではないと言われています。ほかに外国製の引き伸ばしレンズを使用して知識を蓄えてみるのも楽しいと思います。

 

以上になります。